神足波動

年頭のことば
暦は新しくなり、平成二十一年は明けました。そして、半月ほどが経とうとしています。日々皆さんは、どんなことを感じて、お過ごしでしょうか。
日々感じる世相は、どういったものでしょうか。
寒く冷え入るように感じるのは、季節のせいだけではありません。
私が一番恐れているのは、人々の心が冷え切って、固くこわばって、暗闇の底へと、沈んで行ってしまうのではないか、ということなのです。
世相にあわせて、心を冷え込ませる必要はないのです。心は心なのですから。
しかし、実際はどうなのでしょうか。ここで、触れたくない問題にも触れざるを得ません。昨年、3万3千人の自死は、今年は4万人を超すと。奉仕をしている連合会で、こう聞かされているのです。
苦しみに押し潰される。一筋の光さえ見い出せない。
その激増、その絶望の叫びを、到底、看過することは出来ません!
昨年私は、世の中への活動の誓願をたて、その結果、講演家としての道が与えられました。魂の伝道師ということです。
そしてほぼ同時に、苦を抜き、希望に満たされる方法も、はっきりとしたのでした。これが四聖諦です。皆さんにお示ししています。
試練の今年です。だからこそ、必要不可欠、こう言えるのです。    合掌

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