神足波動

以下は「KOKOROZEN」で以前受付をしていたはがきたよりコーナーからの転載です。

きのう、新しい若々しい親方(三十三歳)が、弟子に稽古をつけている様子が、テレビで放送されていました。稽古の後には、インタビューにも、端正な顔立ちで応えていて、これは、なかなかの好青年。という感じです。好感が持てます。新しい親方は、つい先日まで時津風部屋の関取だったのです。あの、事件さえなければ。まだまだ現役でいられたのです。(ホームページにある秋場所番付表をご覧下さい。上段左側より10番目に時津海正博とあります)
突然、引退せざるを得なくなりました。部屋を引き継ぐためです。先代親方は解雇されました。先代は、13歳の時に入門しました。それから人生のほとんど、44年間も相撲の世界にいたのです。その相撲界から、わずか2分で、クビを言い渡されました。さらには、今後、一切の相撲界との関係を絶つ事を、命じられたのです。厳しいです。しかし、絶縁を言い渡す側だって、断腸の思いなのです。こんな悲しい事を、人にさせてはなりません。  私たちはどうでしょう。〝自分さえよければ〟の思いに取り憑かれたら、周りを悲劇に巻き込むでしょう。だから仏様は、サンガ(人の集まり)は宝だ。こう教えられるのです。戒められたのです。人様を大切にする事、和を保つ事は、怠ってはならないのです。

・日程 ゆらぎのつどいは10月14日(日) 朝9時から12時まで。
・会場 中京大学文化市民会館3階会議室。金山駅歩5分 初回は無料見学して下さい。

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