神足波動

アオギリ憲章

2008年8月6日起草

 あの日、原爆で傷つき倒れながらもいち早く芽を出し、立ち直った被爆アオギリは、広島市民の希望の緑でした。
被爆者のみなさんも、そのいのちの輝きに励まされたと言います。
その後花を咲かせ、実をつけ、二世を生むように回復したアオギリ。今、そこから生まれた二世が、被爆アオギリ二世として日本の国内はもとより海外へ移植されています。
しかし、その正確な本数は、把握されていなく、その後元気に成長しているかどうかもつまびらかでない例もあります。
被爆アオギリ二世を「非核・平和の象徴」としてさらに広めたいと願っている私たちはここに集い、今後の行動などを確認しました。

1 もっともっと被爆アオギリ二世を国内外の各地へ植樹し、命の大切さ平和の
  大切さ広めたい。
2 すでに広められた二世たちの現状を把握したい。
  ホームページに日本および世界に飛躍しているアオギリ二世の実態マップを
  作成したい。
3 あちこちで元気に育っている二世たちの姿を写真や絵にして、ここ広島
  平和公園のおかあさんアオギリに示し、安心させてあげたい。
4 直接被爆したアオギリが、元気で長生きできるように専門家の技術で永く
  保護をしていきたい。
5 被爆アオギリをテーマにした創作物の収集、調査を始めたい。
6 こうした活動を通じてアオギリのサポート体制を作り、「被爆アオギリサ
  ミットの集い」を毎年恒例の行事にし、「アオギリの心=ひろしまの心」を
  世界へ発信したい。

「非核・平和」を望む多くのかたがたに訴えます。
どうか、わたしどもの計画にご賛同を戴き、ご支援たまわりますようお願いします。
以上、宣言します。

2008年8月6日 アオギリ憲章起草委員会

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