神足波動

こちらの相談コーナーは「KOKOROZEN」で以前受付をしていた人生コーナーからの転載です。

人生相談2

②相談者「職場の人間関係の悩み 」パート主婦43歳

中学2年と小学6年の男子の母親です。
1年前から、同じ市内で医療関係のパート事務をしていますが、職場の人間関係のことでご相談したく思います。

職場には、私を含めて、パート6人、正職員2人の計8人がいますが、一番古くから勤めている40代の女性が、ちょっとしたことで、私に感情をもろにぶつけ、しばしば暴言を吐きます。ひどい時には、朝から挨拶もしてもらえず、帰る時まで無視されます。
昼食時には、上司のうわさ話や、その場にいない同僚の悪口ばかりで聞くに堪えません。先日、私が子供の授業参観で休んだ時には、私のことを色々話していたと、最近耳に入りました。仕事に慣れない自分に落ち度があったのだろうかと思っていましたが、回りの話を聞くと、彼女の仕打ちに耐えられず、今まで辞めていった人が結構いるそうです。
仕事にも慣れてきたところで、この年齢で新しい職場を探すのも難しいです。かといって、聞き流すのも癪に障ります。最近は、家の中で子供たちにもあたるようなこともあります。彼女のことを気にかけず、私自身の、心の平安を保つにはどうしたら良いのでしょうか。

回答

 世の中の多くの人が、「これは人間関係の問題だ」と思い込んでいます。 そして、さらには、悩みを心の底へおしこんでいます。悩みを解消するのではなく、やり過ごす為です。結局は、我慢の限界へと自分を追い込んでいます。 あなたも、そのようですし、世の中のおおよその人が同じやり方をし、同じ方法を助言されているのです。そして壁にぶち当たります。 実は、これは人間関係の問題のようであって、人間関係の問題ではありません。だから、その解決法をとるとダメなのです。 あなたは、意外に思われたと思います。けれども、、逆におたずね致しますが、今までの方法で、なやみをきっかけにして、さらに、心が高まるという事はあったでしょうか。 仮に、やり直そうと、今度こそはと、よい人と、よい雰囲気でと、こう思って、新しい職場を探したとしても、それは、青い鳥を求めて、つかまえようと。つかまるまで追いかけ続けるという姿ではないでしょうか。ですから、多くの人はこうした挫折経験の為に、不和にとても弱いです。なす術がないからです。 私の答えを述べさせて頂きます。 あなたのお悩みは、その人との人間関係で苦しんでいるのではなく、その人の言動によって、あなたのせっかくの心がくもらされてしまう。この事が不快であり苦痛なのです。もう耐え切れなくなっている、ということなのです。 そこで、先ほどは、人間関係の問題ではないと申し上げたのです。 ここで深呼吸して、自分の本当の性質、尊く生きたいという仏性を見つめてごらんなさい。するとたぶん、「そうです!」という答えが返ってくるでしょう。 今日から、決して損なわれたり、汚されたりする事のない自分の本性、仏性の、言い分を聞いて、萎縮させないようにしてみて下さい。今までのように、相手の言動によって、すぐにくもらせたり、萎縮させないで、尊く生きたい本性を、のびやかにさせ続けて下さい。 処世術でも何でもありません。人の心の最も大きな力であり、最も大きな影響力を放つものです。人はこの力に共鳴し、なびくように出来ています。 まず、職場で、あなたの味方が出てきます。その数がふえて参ります。 そして、同じように、その問題の人も雨雲状態の心に変化がおとずれるでしょう。まもなく、新たな展開が始まる事でしょう。              あなたならできますよ。 sato jiko

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